こんにちは、マナナンです。
RIZINの階級について知りたい
RIZINの計量の仕組みを知りたい
キャッチウェイトって何なの?
このような疑問にこたえます。
✔️本記事の内容
RIZINの計量について
RIZINの階級一覧
階級別主要選手
キャッチウェイトとは
RIZIN|計量について
RIZINでは試合前日の午前10時頃に計量が行われ、午後17時頃にRIZIN公式YouTubeチャンネルにて、公開計量が行われています。
RIZINでは水抜き(直前に汗をかき、一時的に体重を落とす)ありのため、前日と試合当日の体重が3kg〜10kgほど増えている選手がほとんどです。
本計量からYouTubeで放送されている公開計量時には契約体重の+3kg〜5kgになっています。
そこから試合開始までに食事や水分を摂るため、さらに2kgほど増えます。
RIZINで人気の朝倉未来選手は自身のYouTubeチャンネルにて、計量前日から約5kgほどの水抜きをし、66.0kgのフェザー級まで体重を落としています。(試合当日は72kg前後)
RIZIN|階級一覧
男子の階級は以下のようになります。
フライ級 57.0kg以下
バンタム級 61.0kg以下
フェザー級 66.0kg以下
ライト級 71.0kg以下
ウェルター級 77.0kg以下
ミドル級 84.0kg以下
ライトヘビー級 93.0kg以下
ヘビー級 120.0kg以下
無差別級 体重制限なし
女子の階級は以下のようになります。
スーパーアトム級 49.0kg以下
RIZIN|階級別主要選手
次に各階級の主要選手について解説します。
フライ級
2021年までは選手が少なく盛り上がりに欠けていた階級ですが、2022年に堀口恭司選手や扇久保博正選手がフライ級に転向し、様々な海外選手が参戦し始め、山本アーセン選手の覚醒などもあり、現在最も盛り上がりつつある階級です。
代表選手
バンタム級
2021年には16人の選手を集め、RIZINバンタム級グランプリが開催されるなど
最も選手層の厚い階級で、世界でも戦うことができる選手が集まっています。
フライ級やフェザー級に転向する選手が増え、2022年以降は勢いを落としつつある中
フアン・アーチュレッタ選手やキム・スーチョル選手などの海外の強豪選手が集まり、日本人選手の踏ん張り時となっています。
代表選手
フェザー級
RIZINで最も話題性のあるファイターが集まる階級です。
朝倉未来選手や平本蓮選手、萩原京平選手など世間から注目を集める選手に加え、ケラモフ選手やクレベル・コイケ選手などの実力派ファイターが参戦しています。
実力と話題性どちらにも注目されており、RIZINで最も人気の階級となっています。
鈴木千裕選手や山本空良選手などの若手選手も多く揃っている階級です。
代表選手
ライト級
ライト級以上になると日本人選手は活躍できない。と世間から言われており
事実、フェザー級以下の階級と比べると活躍している日本人選手は少なくなっています。
矢地祐介選手や武田光司選手などの国内トップファイターも海外選手に敗れる中
2023年9月にフェザー級から転向してきた堀江圭功選手がカーライル選手を倒し
サトシ・ソウザ選手一強のRIZINライト級戦線に食い込んできました。
代表選手
ホベルト・サトシ・ソウザ ルイス・グスタボ 矢地祐介 武田光司
ウェルター級
UFCでは死の階級と言われているウェルター級ですが、国内ではほとんど選手がおらず、現在注目度の低い階級です。
阿部大治選手やストラッサー起一選手などの世界で戦ってきた選手がRIZINに参戦しているので
ファンからは海外からウェルター級の選手も集めて欲しいと声が上がっています。
代表選手
阿部大治 ストラッサー起一 中村K太郎
ミドル級
RIZINでは最も選手層の薄い階級で、ほとんど試合が組まれることがありませんでしたが
柔術エリートのイゴール・タナベ選手のRIZIN参戦により、新たな選手発掘に期待が掛かっています。
代表選手
イゴール・タナベ
ライトヘビー級
現在空位のライトヘビー級ですが、コロナ禍前の2019年以前には
UFCチャンピオンにまで登り詰めたイリー・プロハースカ選手を始めとする、様々な海外選手が参戦していました。
代表選手
イリー・プロハースカ キング・モー
ヘビー級
PRIDE時代に最も人気を集めていた階級ですが、現在国内では日本人選手だけでなく海外選手も少なく、チャンピオンベルトもできていません。
しかし、スダリオ剛選手や上田幹雄選手などの登場により、少しずつ盛り上がりを見せています。
近いうちにベルトができるのではないかと言われています。
代表選手
女子スーパーアトム級
RIZINでは女子の主な階級はスーパーアトム級のみとなっており
アトム級やバンタム級でのワンマッチが組まれることがありますが、ベルトができているのはこの階級のみ。
浅倉カンナ選手やRENA選手などのRIZIN設立当初から参戦し続けている選手もいる中、近年は伊澤星花選手の一強になっています。
2022年にはスーパーアトム級グランプリが開催されるなど、選手層は厚くなっています。
代表選手
伊澤星花 浜崎朱加 浅倉カンナ RENA
キャッチウェイトとは
RIZINでは68.0kg契約などのフェザー級でもライト級でもない契約体重で試合が行われることが頻繁にあります。
なぜ、このようなキャッチウェイトで試合が組まれるのか。
以下のような原因があると考えられています。
①計量当日に契約体重を守れなかった
②試合間隔が短く体重調整が難しい
③急遽試合が決まった場合
①片方の選手が計量当日に規定の体重をクリアできなかった場合、66.3kg契約などのように契約体重が変更になる場合があります。
これは、計量をクリアした選手が合意した場合のみ成立します。
②前回の試合から期間があまり空いていない場合はキャッチウェイトになることが多いです。
朝倉未来選手は2020年の11月終盤に66.0kgで試合をし、2020年大晦日にも試合オファーが来たため、68.0kg契約で試合をしています。
これは水抜きによる腎臓などの内臓への負担を考慮しているためです。
③直前のオファーや急遽対戦カードが変更した場合は減量も難しいため、キャッチウェイトになることがほとんどです。
鈴木千裕vsパトリシオ・ピットブルの試合では試合1週間前のオファーだったため、適正の66.0kgから70.0kg契約で試合をしています。
今回はRIZINの階級や計量について詳しく解説しました。
契約体重によって試合の展開が大きく変わってくるので、試合前の対戦カードでは契約体重もしっかり確認しておきましょう。
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