こんにちは、マナナンです。
(2023年7月8日現在)私は総合格闘技やグラップリングのアマチュア選手です。
18歳からバックボーンなしの状態で格闘技を始めた私が
格闘技歴2年にしてようやく試合で勝つことが増えてきたので
今回は格闘技を始めたばかりの人、伸び悩んでいる人に向けて格闘技における筋トレの重要性を解説します。
以下の流れで進めていきますのでぜひ最後までご覧ください。
- 格闘技の練習だけでは強さに限界が来る(応用が効かない)
- アマチュア選手はフィジカルが非常に大切
- 怪我の予防にもなる
格闘技の練習だけでは強さに限界が来る(応用が効かない)
格闘技の練習をしとけば格闘技は強くなるのでは?そう思う方は多いのではないでしょうか。
これは半分正解で半分不正解です。
格闘技を学ぶことで格闘技に必要な技術(パンチのコンビネーションや寝技の技術)は身につくことができ
スパーリングを通して多少の筋力は付くことができます。
その結果、格闘技経験のないムキムキの人や格闘技歴の浅い人には負けることはなくなります。
実際に私は格闘技を始めて1年半は格闘技の練習のみしかしていませんでした。
しかし、格闘技をやってみると分かりますがフィジカルが相手より劣っていると
技術が相手より圧倒的に秀でていない限り勝つことが難しくなります。
私はグラップリング(寝技)に力を入れているのですが
組みの展開や一本を取り切るためには技術だけでは自分より小さい選手にしか決まらないと気づいたのです。
私が全くウエイトをやっていなかったというのもありますが
私の階級(80kg以上)ではとにかくフィジカルが強い人が多く
試合になると得意技も潰されて判定で負けることがほとんどでした。
しかし、ウエイトトレーニングを本格的に始めてからは(練習頻度は減らさない)
スパーリングでも力負けをすることがほとんどなくなり1本を取れる回数も大幅に増えました。
筋力が上がることで、得意技にもっていくまでのエントリーが増えた気がします。
(筋トレのおかげかはまだ分かりません。)
軽量級の人なら、自分より大きい相手とスパーリングをコンスタントに挟むことで
それ自体が筋トレの役割になり、同じ階級の人との試合で力負けをすることは少なくなります。
アマチュア選手はフィジカルが非常に大切
MMAのアマチュアの試合を良く見るのですが、アマチュア選手はとにかく勢いが良く
フィジカルで潰して判定勝利という展開が8割くらいです。
フィジカル差を埋めれるほどの技術を持っていない選手がほとんどだからです。
トーナメント優勝選手の体を見てもらうとわかると思いますが、みんなバキバキです。
プロになると勢いだけでは通用しなくなるため、ただフィジカルをつければ良いわけではありませんが
せっかく試合に出るなら勝利が欲しいと思うので、最低限のトレーニングはするべきだと思います。
特にグラップラー(寝技主体)の選手はフィジカルが重要です。
怪我の予防になる
筋肉は転倒時やパンチや蹴りをもらった時にダメージを軽減してくれます。
格闘技の練習は全身を酷使するため、怪我をしやすいですが
フィジカルを鍛えることで体が丈夫になり、練習で怪我をすることが減り
結果として練習に行く頻度を増やすことができるので、技術の向上にも繋がります。
私は格闘技を始めて1年の間に腰や首、膝などを数回怪我をし
練習に行けないということが頻繁にありました。
練習に行く頻度を減らさないためにも筋トレは必須だと思っています。
特に選手志望で激しいトレーニングを行っている方は週に2回はフィジカルを鍛えるようにしましょう。
こちらの記事に格闘家がすべきトレーニングが記載されています。
こちらの記事に都内でおすすめの総合格闘技ジムをまとめました。
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