こんにちは、マナナンです。
ブラジリアン柔術紫帯って何年で取れる？
ブラジリアン柔術紫帯って強いの？
ブラジリアン柔術紫帯になるために何をすれば良い？
このような疑問に答えます。
✔︎本記事の内容
ブラジリアン柔術の帯制度
ブラジリアン柔術紫帯を取るまでの期間は？
ブラジリアン柔術紫帯を取るために重要なこと
本記事を読むことで、柔術紫帯を取るまでの期間や実力を理解することができます。
柔術未経験だった私が、2年半で柔術紫帯を取得することができたノウハウも紹介します。
ブラジリアン柔術の帯制度
ブラジリアン柔術の帯は白・青・紫・茶・黒の5つに分けられます。
柔術は帯の審査がありませんが、各帯において最短期間を満たさなければいけません。
以下はIBJJFによって定められている各帯の最短期間(この期間は帯を上げることができない)です。
18歳以上の競技者（アダルトおよびマスター） – 白帯から茶帯
白帯：最短期間無し。
青帯： a. 2年間。
b. 競技者が、以前に灰帯、黄帯、もしくは橙帯として登録されていた場合、1年間。
c. 競技者が、以前に緑帯として登録されていた場合、最短期間無し。
d. 競技者が、以前にジュブナイルで青帯として登録されていた場合、最短期間無し。
e. 競技者が、アダルト青帯の IBJJF World Champion の場合、最短期間無し。
紫帯： a. 1年6か月
b. 競技者が、以前にジュブナイルで青帯として登録されていた場合、1年間。
c. 競技者が、以前に橙帯もしくは緑帯として登録され、
ジュブナイルで青帯として登録されていた場合、 最短期間無し。
d. 競技者が、以前にジュブナイルで紫帯として登録されていた場合、最短期間無し。
e. 競技者が、アダルト紫帯の IBJJF World Champion の場合、最短期間無し。
茶帯： a. 1年間
b. 競技者が、アダルト紫帯の IBJJF World Champion の場合、最短期間無し。
注意点 第3条に記載されている各期間は、競技者が IBJJF に各帯の登録を完了した日からカウントされる。 競技者が白帯から黒帯に昇格するまでかかる期間は、指導者の裁量に委ねられる。ただし、IBJJF の記録で は、本書に記載されている各帯の最短期間を満たしている場合にのみ、帯の昇格を認定する。
IBJJFホームページより引用
しかし、これらの最短期間はIBJJFに選手登録をしている人に対してなので、登録しなければ指導者の判断次第ですぐに帯を上げることができます。
IBJJFに選手登録をしている人は定期的に試合に出場している方が多いですね。
ブラジリアン柔術紫帯を取るまでの期間は？
ブラジリアン柔術紫帯は白帯→青帯→紫帯の3番目に位置します。
ブラジリアン柔術未経験の方は白帯からスタートし、青帯を取得するまでに平均2年かかると言われています。
ブラジリアン柔術青帯の期間や実力については以下の記事にまとめました。
ブラジリアン柔術青帯を取るまでの期間は？青帯の強さや基準まで紹介します。
JBJJFの規定では、青帯を取得後は最低2年間巻き続けなければならないと記載されています。
つまり、柔術青帯を取得してから最短2年で、紫帯を取得することができます。
以下は大まかな目安になります。
未経験者：4〜5年
柔術青帯・柔道・レスリング経験者：2〜3年
※IBJJFなどの柔術連盟に登録していない選手や、グラップリング(NO-GI)の選手であれば、最低期間はないため、実力が認められれば白帯から紫・茶・黒帯まで一気に昇級する可能性もあります。
私が所属している道場は全国大会での入賞や、地方大会で優勝すると、帯が上がるシステムです。
ブラジリアン柔術紫帯の実力は？
ブラジリアン柔術紫帯の実力は年齢や階級によって大きく異なりますが、大まかに以下のようになります。
①自分より数十キロ重い相手にも無双できる
②インストラクターとして活動できる
③MMAで必要最低限のグラウンド技術が身に付く
①柔術紫帯にまでなると、初心者相手なら自分より何十キロ重くても、全く問題なく無双することができます。
②柔術紫帯になると柔術の基礎がほぼ全て完成しているため、柔術のインストラクターとして活躍できる実力になります。
インストラクターが不足している道場は多いので、初心者クラスやキッズクラスのインストラクターは、柔術紫帯の方に任せている道場は少なくありません。
柔術でお金を稼ぐことができるようになるのが紫帯からですね。
③MMAのトップ団体に所属している選手の、「ストライカー」と呼ばれる打撃主体の選手は柔術紫帯の場合が多いですね。
1本勝ちなどの「極め力」はないものの、グラップラーと呼ばれる相手からしっかりディフェンスできるレベルになります。
「グラップラー」と呼ばれている選手は、柔術茶帯・黒帯を所得している選手が大多数です。
ブラジリアン柔術紫帯を取るために重要なことは？
技術を組み合わせる
個人的に柔術紫帯を取得するために最も大切なのは「技術の組み合わせ」だと思っています。
例えば、柔術白帯の「三角絞め」と、柔術紫帯の「三角絞め」では形を作るまでのエントリーが全く異なります。
柔術白帯の三角絞めは、手首を掴み、無理矢理押し込み、三角クラッチを作る。
良く言えば「セオリーを意識」している。悪く言えば「単純」です。
柔術の基礎をどんどん試すのは、もちろん素晴らしいことですが、これは誰もが習うことなので、当然「防ぎ方」も知っています。
柔術紫帯レベルになると、「基礎の組み合わせ」ができている選手が増えます。
「三角絞め」を狙う場合、セオリー通りに狙って行くだけでは、必ずディフェンスされます。
「フェイクの技」をバンバン出して行くことが重要になります。
例えば、下からの腕十字や、アームドラックからバックポジションを狙っているように見せかけて、相手がフェイク技のディフェンスをしてきた所に「三角絞め」を狙いに行く。
このように、柔術白帯と中級者〜上級者との差は、技術量ではなく、技術の組み合わせ(応用)だと思っています。
もちろん、技術を組み合わせるためには、1つ1つの技術の精度を高める必要があるので、日々打ち込みをしましょう！
柔術の全てが詰まっていると言っても過言ではないと思います。
大賀式 柔術上達論 (見えない構造を解き明かす)
最低週3回は練習する
柔術紫帯を取りたい場合、週3回は練習しましょう。
個人的に休む日が2日続いてしまうと、3日前に習った技を忘れることがあったので、2日連続休むことがないように、週4回以上練習するようにしていました。
週4回の場合：月・水・金・土
週3回の場合：月・水・金・(土曜日はランニングや筋トレ)
以上のようなスケジュールで練習ができると最高ですね。
毎日やれば良いのか？と思う方もいるかもしれませんが、毎日練習をするとオーバーワークになり、風邪や骨折などのリスクが高まりますので、週1回は何もしないオフの日を作りましょう。
フィジカルを付ける
柔術は「テクニック」が最も大切ですが、技術が同じ場合、「フィジカル」が優れている選手が有利になります。
事実、ブラジリアン柔術の試合会場を見ても、青帯以上はかなり鍛え上げている選手が増えます。
懸垂やデッドリフト、走り込みなど、格闘家が行う一般的なトレーニングを週に2回程度を目安に取り組んで行きましょう。
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バナナ味が本当に美味しいのでおすすめです。
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まとめ
今回はブラジリアン柔術紫帯を取るまでの期間や実力について解説しました。
柔術紫帯になるまでに挫折してしまい、辞めていく人を何人も見て来ました。
柔術はとにかく継続することが大切なので、常に小さな目標を持って練習に取り組むことが大切です。
未経験者〜紫帯：5年
柔術青帯〜紫帯：2〜3年
以上の目安を参考に、柔術を極めて行きましょう。
柔術初心者(白帯)に向けた、青帯へのロードマップはこちらをご覧ください。
【有料級】ブラジリアン柔術初心者・白帯に向けた青帯への完全ロードマップ
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