常に注目を集めているブレイキングダウンをご存知でしょうか。
格闘家の朝倉未来さんが代表を務める「1分間で最強を決める」をコンセプトとしたアマチュア格闘技イベントです。
そんなブレイキングダウンが近頃「オワコン・飽きた・終わった」と、言われているので、YouTubeの再生数推移をもとに本当にオワコンなのか調査して行きます!
※毎月1日に再生数を更新します。
ブレイキングダウンのYouTube再生数推移
ブレイキングダウンのオーディションや試合の再生数の推移をまとめました。
2024年4月19日更新
大会名 | オーディション(平均) | 試合の再生回数 |
ブレイキングダウン0 | ー | 211万 |
ブレイキングダウン1 | ー | 460万 ↑ |
ブレイキングダウン2 | ー | 598万 ↑ |
ブレイキングダウン3 | ー | 243万 ↓ |
ブレイキングダウン4 | 770万(3本) | 1645万 ↑ |
ブレイキングダウン5 | 630万 ↓(4本) | 880万 ↓ |
ブレイキングダウン5.5 | ー | 711万 ↓ |
ブレイキングダウン6 | 1004万 ↑(5本) | 765万 ↑ |
ブレイキングダウン6.5 | ー | 413万 ↓ |
ブレイキングダウン7 | 803万 ↓(4本) | 745万 ↑ |
ブレイキングダウン7.5 | ー | 412万 ↓ |
ブレイキングダウン8 | 654万 ↓(6本) | 573万 ↑ |
ブレイキングダウン8.5 | ー | 440万 ↓ |
ブレイキングダウン9 | 575万 ↓(5本) | 546万 ↑ |
ブレイキングダウン9.5 | ー | 421万 ↓ |
ブレイキングダウン10 | 469万 ↓(5本) | 440万 ↑ |
ブレイキングダウン11 | 412万 ↓(6本) | 368万 ↓ |
ブレイキングダウン11.5 | ー | 144万 ↓ |
以上のように、ブレイキングダウンは4からオーディションが始まり、試合の再生数は「ブレイキングダウン4」が最も多くなっています。
この理由としてはブレイキングダウン1〜4までは試合が無料で視聴できたことと、オーディションがスタートしたためであると予想されます。 オーディションは「ブレイキングダウン6」がピークで、そこからはジワリと再生数が落ちています。
ブレイキングダウン11.5の再生数が低くなっているのは、これまで「.5シリーズ」は無料で視聴できていましたが、11.5からはPPV (ペイパービュー)での有料放送に変わり、オーディション等の宣伝も少なかったからですね。
ブレイキングダウンはオワコン?
結論、ブレイキングダウンはオワコンではありません。 再生数は落ちてきていますが、アベレージ400万回を超えるコンテンツ(番組)はほとんどなく、Googleでの検索回数を見てもRIZINやK-1といった人気格闘技団体を凌いでいます。
しかし、再生回数が落ちてきているのは事実なので、今後オワコン化する可能性は十分にあります。
ブレイキングダウンがオワコン・飽きたと言われている理由
まだまだオワコンとは言えないブレイキングダウンですが、どうして世間からは「オワコン・飽きた」と言われているのでしょうか。 主に以下の4つの理由があります。
オーディションのマンネリ化
オーディションはブレイキングダウン4からスタートし、 「怖い見た目の方が暴れる」 「試合決定」 という流れで、始めの頃は「物珍しさ」や「キャラの濃い人物の登場」で非常に注目されていました。
特に、「こめお」や「10人ニキ」、「飯田将成」、「アウトサイダー勢」の登場回である「4〜6」のオーディションは1000万回を超える動画も数多くありました。
しかし、現在もオーディションで暴れるだけの展開が続いているため、流れがマンネリ化し、飽きてきたと思われている人も少なくありません。
喧嘩自慢や身内贔屓
ブレイキングダウン9から「喧嘩自慢」企画がスタートし、大阪や大宮などの不良がオーディションに登場するようになり、これまでのネタとして見ることができていた乱闘とは異なり、「襲撃」や「ヤジ」、「罵声」など、オーディション中に怪我人が出ることも増え、嫌気が差す視聴者が続出しています。
事実、「喧嘩自慢」の登場で、ブレイキングダウンを見なくなったという声も数多く見かけました。 また、「ブレイキングダウン関係者」の知り合いの出場が増え、どんなに素行が悪くても出場し続けていることにつまらないと感じる方が増えています。
インフレ化
ブレイキングダウンは当初、素人でも1分間ならプロや経験者にも勝利できるのでは?というコンセプトでスタートしましたが、現在は「完全な実力主義」になってきており、「プロ vs プロ」や「経験者 vs 経験者」といった試合が増え、他の格闘技団体との差別化がなくなってきています。
実際に経験者が増えたことで「喧嘩」ではなく、「格闘技」をする選手も増え、ローキックの蹴り合いやジャブの差し合いなど、アマチュアキック団体のような試合が増えていますね。
当初の「プロ3戦未満」の選手なら出場可能という規定も曖昧になり、プロ数十戦経験のある選手も数多く出場しています。 現在のブレイキングダウンは「プロ選手の知名度上げ」のための場になりつつあるのは否めません。
新たなスター選手が登場しない
ブレイキングダウンオーディションが開始してからは、「こめお」や「10人ニキ」、「ぬりぼう」などのパフォーマンスでバズった選手が数多くいましたが、最近のブレイキングダウンは「面白さ」でバズる選手が減っています。
これは、ある程度の実力がないとブレイキングダウンに出場できなくなり、当時の「10人ニキ」のような実力の選手は書類選考で落とされているからではないかと予想します。 喧嘩自慢枠を減らし、ネタ枠を増やしていって欲しいですね。
まとめ
今回はブレイキングダウンはオワコンなのかについて解説しました。
数字は落ちてきてはいるものの、まだまだ人気コンテンツであることに間違いありません。
今後もブレイキングダウンの活躍から目が離せませんね。
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